江戶風範與當代日本社會—緣起、發展與變形

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2023

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江戶風範(江戸しぐさ),常被認為是江戶時代的事物,實際上,是由芝三光根據生活環境以及懷舊情感所捏造無歷史根據的產物。1981年在《讀賣新聞》上首次曝光於大眾媒體中。芝三光所創造的江戶世界,對於芝三光而言是烏托邦,屬於芝三光的救贖。芝三光過世後,由越川禮子為主軸,開始大量傳播江戶風範於日本社會。江戶風範在日本社會影響的範圍從日常生活、企業、大眾媒體、甚至是學校道德教育等都可以看到江戶風範的蹤影。歷史研究家原田実於其著作中批判江戶風範無歷史考據,卻被依然放在學校道德教育中,並且也被運用在日本社會。即便有原田実的批判,江戶風範仍然存在目前的日本社會中,並沒有被消除。原田実在書籍中雖提及及描述江戶風範真偽之內容、年代過程,以及其對教育造成的影響,但書中並沒有清楚的指出江戶風範被創造出來的可能因素為何。因此,本論文將探討江戶風範被創造的過程。以芝三光作為起點,分析芝三光捏造江戶風範的原因。再從芝三光死後的傳承弟子越川禮子作為起點,解釋對於江戶風範的定義,並對江戶風範傳承的媒介及途徑作為分析,探討江戶風範在現今的殘存及未來發展。
江戸しぐさは、江戸時代から生み出したものと見なされている。しかし、“江戸しぐさ”という言葉は1981年に初めて文献資料に現れた。江戸しぐさは芝三光の生活環境やノスタルジックな感情に基づいて創り出され、歴史的な根拠がないものである。芝三光にとって、彼が捏造した江戸の世界はユートピアであり、精神の救済である。芝三光が亡くなった後、彼の弟子の越川禮子を中心に、江戸しぐさを日本の社会に大々的に広まった。江戸しぐさは、日常生活、企業、マスメディア、さらには学校の道徳教育など、日本社会に影響を与えている。歴史研究家の原田実は、著書の中で江戸しぐさは歴史的な根拠がないのに学校の道徳教育において使用され、日本の社会や企業で活用されることを批判している。しかし、原田実からの批判があっても、江戸しぐさは今日本の社会にまだ存在している。また、原田実の著書の中では、江戸しぐさの真偽、発展、教育や社会への影響を言及したけど、芝三光が江戸しぐさを創造する要因を指摘していなかった。そのため、本論文では、まず、芝三光はどのように江戸の世界と江戸しぐさを創造するのかを考察し、また江戸しぐさはどのように今日本の社会に普及するのかを調査し、最後、江戸しぐさの現状と今後の発展はどうするのかを究明していきたいと思う。

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江戶風範, 捏造的江戶, 日本道德教育, 芝三光, 越川禮子, 原田実, 江戸しぐさ, 捏造された江戸, 日本の道徳教育, 芝三光, 越川禮子, 原田実

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